2013年10月19日土曜日

両手ばなし

現実と真実のごとブランコは二つ並んで一つが揺れる(東直子)


東直子さんの『十階』(ふらんす堂)より、10/19の短歌。
『十階』は、5月に買って以来、少しずつ読んでいる。
2007年短歌日記、365日ぶんの歌。
先へ先へとは読む気持ちになれなくて、毎日ひとつずつくらいのペースで読む。もちろん読めない日もあるけれど、誰も責めたりはしない。

前は、東さんの歌をどう受けとめたらいいのかわからなかったけど、最近少しずつ引っかかるようになってきた。いいなあ、と思うものが増えるのは、単純に、両手ばなしで、たのしい。

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